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ヒロショ新刊 「Love Me Tender, Love Me Soon !」  

※ この同人誌は完売しました。

家族に監視してもらいコタツでカンヅメになったりしつつ(笑)
書きました、ヒロショ3の新刊を入稿して参りました!

loveme-hyoushi

R18 『Love Me Tender, Love Me Soon !』(オフセ・44p)

《あらすじ》
ヒーローとしての出動中のアクシデントにより、記憶障害を起こしたキースは、
昨年の冬からの記憶を失っていた。
それは、イワンと交際をスタートさせた直後でもあって……。
キースから、順調に交際が続いているのかと尋ねられたイワンは――。

注:アグレッシブなカンジ…(^_^;)の折紙さんがいます。
大丈夫そうな方は、「続きを読む」から、本文サンプルをご覧ください!




◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


R18 『Love Me Tender, Love Me Soon !』
本文サンプル



   1.


『HERO SHOW』はその名の通り、ショウだ。
 特殊能力――NEXTを自在に使いこなし、犯人逮捕や市民のレスキューに当たる《有名人》…ヒーローにスポットを当てた、ショウなのだ。


『ファイヤーエンブレム、ブルーローズ、そしてロックバイソンも振り切られた! 今や犯人グループを追うのは当番組のカメラを載せたヘリだけとなりました!』
 実況を担当するマリオは矢継ぎ早に言葉を継ごうとした、その声が途切れる。
 パン、パンッと少々間の抜けた音が現場の集音マイクに飛び込んだのだ。
『は…発砲です! 我々のヘリに向かって犯人が発砲してきました! ヘリコプターは犯人たちの乗る車から距離をとります! どうか付近の皆様もご注意下さい! 無闇に外へ出ないで下さい! 繰り返します!』
 マリオの声が視聴者への注意喚起を繰り返す間、画面は遠ざかった犯人たちの車が映るライブ映像からVTRへと切り替わった。
 NEXT能力で犯人に立ち向かうヒーローたちの映像と、それを寸でのところで躱して逃亡を続行する犯人グループの模様がダイジェストで流れる。
 ファイヤーエンブレムの放った炎からも、ブルーローズが仕掛けた氷の檻からも逃れていく犯人グループ。
 クロノスフーズのトランスポーター上部からカタパルトがせり上がり、その中心がアップになる。飛び出したロックバイソンが逃走車輌に突っ込むが、運転技術の賜物か、車は急角度でハンドルを切ったようだ。一瞬、片輪走行になった車はタイヤから火花を散らして曲がりきり、ロックバイソンは目標を大きく逸れていく。
『犯人たちはこのまま逃げ切ってしまうのか……』
 マリオの声にも疲れの色が見えた。状況のせいだけではない。この逃走劇はもう一時間を超えている。実況を担当する彼はその間、ずっと喋り通しだった。
『ここで朗報です! スカイハイが間に合うか?!』
 声に明るさが戻ってくる。
 さきほどより距離をおいて撮影していることのわかるライブ映像が流れ出す。カメラは逃走車輌ではなく、その上方へとフォーカスを移動した。ぼんやりとした白い影がすぐに見慣れたヒーローの形をとる。
 犯人たちも状況を理解したらしい。ヘリに向かって発砲した一人、そしてもう一人も、窓から身を乗り出して夜空を飛ぶスカイハイへと銃口を向けた。
『またしても銃を取り出しました! 危ない!』
 マリオは叫んだが、スカイハイは身をかわし、あるいは飛行のスピードを緩めたり、今度は車を追い越していったりして犯人たちを翻弄する。
 犯人グループとて無能ではない。銃が威嚇にならないと知ると全員が車内に戻り、窓を閉め、スピードを上げた。空からの追跡をかわすには細い路地に入りこむほうが得策だ。まずは距離をかせぐつもりらしい。□そうはさせまいとスカイハイも高度を下げて速度を上げた。犯人たちの車に並走しながら、両手を前に突き出した彼の周囲で奇妙な風の流れが生まれた。コートのような衣装の裾がせわしなくはためく。
 ヒーローにとって有利だったのは、付近に敷かれた道路封鎖のおかげで一般車輌がなかった点だ。また、生中継による注意喚起のせいもあり道路脇やそこらの窓から顔を出している市民も視界には入らなかった。
 逃走車輌はRV車だった。重心が高い上に、盗み取った金品や銃火器を積み込み、大の男が五人も乗り込んでいた。過積載状態で車輌後部が極端に沈みこみ、反対に前側が浮く状態になっていたところに、運転手は追跡を振り切ることしか頭になかった。
 スカイハイはぎりぎりまで飛行の高度を下げると、作り出した風を車輌に横ざまに叩きつけた。
 突風による車輌の横転の原因は、風のせいよりも、風圧を受けたあとのドライバーのパニックと運転ミスによるところが大きい。肝心なのは【徐行し】【急ブレーキを避け】【無用なステアリング操作はしない】ことだ。長時間の逃走を続けた犯人グループのドライバーにそれを望むのは無理な話だった。
 あれほど恐ろしく不遜に見えた大型車は、次の瞬間、木の葉のように浮き上がり車線を逸れていった。一度、二度、もげたドアを跳ねさせながらもう半回転して、動きを止める。
 生中継を見ていた市民たちは快哉を叫んだ。実況のマリオもこの数時間の鬱屈を晴らすかのように大仰にヒーローを称えた。しかし、彼はスタジオに並んだモニターのうちの一つに映る映像も同時に目にしていた。耳に装着されたイヤホンからはディレクターであるアニエスの声が素早く指示を出す。
「4番モニターに映ってる内容は喋る必要はないわ! いいわね、スローVTRに切り替わるわよ!」


 『HERO SHOW』は、TVで放映されるプログラムであり、レイティング……TV局の自主規制基準による年齢制限は、ない。
 だから、犯人が発砲することはあっても、その銃弾に打ち抜かれた犠牲者が画面に映ることはない。それを映してしまっては、誰もが観ることのできるショウではなくなってしまう。
 当然、ヒーローは大怪我などしない。ショウの中では。
 彼らの勇姿を映すべきTVに、地に伏したまま動きを止め、救急隊員に駆け寄られるスカイハイの姿などその夜のTVショウに映ることはなかった。



   2.


 ジャスティス・タワーの一室に一部リーグのヒーローたちと、二部リーグから虎徹とバーナビーが集められていた。
「それで? アナタが事情を説明するなんて、本当はどういう状態なの?」
 腕を組んだネイサンがそう問いかける。
「そうだよ! スカイハイはちょっと脳震盪を起こしただけだって…ボクはそう聞いてたのに!」
 パオリンも眉を寄せて不安げな表情を作った。その肩にカリーナがそっと手を載せる。
「事件現場で昏倒したのは、単なる脳震盪でした。その他に大きな外傷などは負っていません」
 ヒーローたちに取り囲まれるようにして話すのは、スーツ姿の中年男性だった。
「ただし、健忘…つまり記憶障害を起こしています」
 ポセイドンラインのヒーロー事業部の一員だと名乗った男はそう切り出した。
「障害、って……」
 虎徹は傍らのバーナビーと視線を交わす。
「自分が誰であるか、キース・グッドマンという人間であること、ヒーローのスカイハイであること、そして家族やヒーローの皆さん、会社の人間についても記憶していました」
 スーツの男は顔を上げて、バーナビーを見遣った。
「過去数ヶ月の記憶が曖昧なのです。彼は現時点を、バーナビーさんがヒーローとして二部リーグに復帰した頃だと思っているようです」
 確かにそれは今から一年近く前の出来事だった。
「現在の年月日、それからここ数ヶ月で何があったかを我々から説明はしています。実際のところ、仕事に不都合はないと思われます。それでも幾分おかしな言動は見受けられるでしょう。それをご承知おき戴いた上で、今日は彼と会話をして戴きたいのです」

(中略)

「……折紙先輩? 大丈夫ですか?」
「え、ええ…はぁ、はい……」
 バーナビーが声をかけた相手は、さっきから一言も言葉を発しなかったイワンだった。
「ただ、その…僕のせいもあるかな、って…思って……」
「それは考えすぎじゃありませんか?」
 顔を曇らせるバーナビーに、ネイサンも「そうよぉ」と加勢する。
「アタシもあの日の番組を録画でチェックしたわ。折紙ちゃんは自分の仕事を果たしただけよ。あんなものが飛んでくるなんて誰にも分かりゃしなかったんだから」
 


(中略)

(……ちょっとページが飛びまして、以下は4章より、先輩がアグレッシブな場面(笑)です……)



 今は季節も変わっている。あの夜、手を握りしめただけで硬直していたはずのイワンは、今日はキースの部屋のソファの上で、自分から触れ合うことを求めさえしている。彼はキスにも慣れた様子で、唇を重ねれば、ほんの少し口を開くことも知っている。もっと深く触れ合うために。唇を噛み合わせ、舌を絡めるために。イワンは、キスの間に相手の体に手を触れることも知っていた。キースの膝の上をイワンの手がなぞり上げていく。細波のようなぞくぞくした感触が生まれる。
 キースの手もイワンの背に伸ばされた。宥めるように、ほとんど指先だけで遠慮がちにそこを撫でる。
 無意識かもしれないイワンの意図に気づいても、キースにはその誘いに乗ることはできなかった。唇の柔らかな感触を幾度か確かめ、そっと顔を離す。
「……ハードル、高いですか」
 キースは、膝の上に置かれたイワンの手を見つめてしまう。自分のほうはキスを終えてから背中に回した手をいつ引き戻していいのか思案しているところだった。イワンが邪魔そうにしないので、ホッとしてその場所に留めておくことにする。
「だって、つきあい始めてまだ何日かしか経ってないんですもんね、キースさんからしてみたら」
 本人にしかわからない冗談を言うようにイワンは、くすぐったそうな顔つきになった。
「つまりその…私たちは親しくなるのに、時間がかかったのかな?」
「うーん。時間がかかったかどうかなんて、何を基準に判断したらいいのかわからないですけど。僕は、それまで他につきあった人がいなかったから……」
「だけど、紆余曲折はあったわけかい?」
「さぁ。別に、何かで揉めたりとかはなかったですけど……あの、すみません、変なこと言って。意地の悪い真似をしたりして…本当なら僕のほうがキースさんのこと、気遣ってあげなきゃいけないのに」
 イワンは小さく息をついて視線を下げた。伏し目がちの、憂いを帯びた表情。長い睫毛が頬骨の上にまで影を作っている。


(中略)



 片脚ずつベッドの上に体を引き上げたイワンは、今度は膝立ちになってキースに覆い被さるように口づける。キースが腰を浮かせることを思いつく前に、イワンは肩に手をかけ、上から唇全体に吸いついてきた。
 軽くではあったが歯を立てて唇を開かされる。生まれた隙間にイワンは尖らせた舌先を押し込むと、歯列と歯茎の境を愛撫し、口蓋の凹凸をつついてみたりする。
 主導権を握るのはイワンのほうだろうに、はぁっ、と甘く熱い息がこぼれたのもイワンの唇からだった。
 キースは首を伸ばし、外れかけた唇を噛みあわせると、舌で掻くようにして唾液を絡めとった。上になった口腔から液体はたやすく下に流れる。音をたてて唾液を啜り、喉を鳴らして嚥下した。
「キース…さん……」
「嫌だった?」
 さっきのお返しのように尋ねたら、イワンはただ息をついて首を折るとキースの肩口に額を押しつけてきた。表情が伺えない。
「怒ったの?」
「じゃ、なくて…腰、浮かしてほしいんです」
 イワンの指はキースの腰に巻いたタオルの合わせをなぞった。結び目から十センチほど下に移動し、そこから布と布の隙間に指を潜らせる。
 タオルの布地ごしに腿の上をイワンの指が這い、キースは息を詰めた。指先はそのまま腿の上を横断し、タオル地が途切れて肌に直接触れることになった。
 キースの手が、イワンの手首をタオルの上から押さえる。ただし、キースの手には掴んで押し留めるほどの力はこめられなかった。イワンの指はタオルの下で、布地を押し上げようとしているキースの中心に触れた。
「……いいですよね?」
 その場所から直接返事をもらうつもりか、イワンはゆっくりと自分の指を一本ずつキースの器官に絡めて、先端を柔らかく握りこんだ。
「あと…あの、もうちょっと奥に…っていうか、普通に寝てもらってもいいですか?」
 膝立ちの姿勢のイワンを、キースは見上げることになった。昂りを握りこまれ、じわじわと指をうごめかされながら頼みごとをされている。どんな顔をしていいのか分からない。
 イワンは空いているほうの手でキースの腰のタオルを解いた。キースは座ったままなので見た目はほとんど変わらない。
「きみ…のは?」
 キースがイワンの腰に巻いたタオルを指すと、イワンは困ったような顔になった。


(中略)


「でも、あの……」
「うん?」
「……そろそろ、僕もそっちに行って…いいですか?」
「あ、ああ! いいに決まってる」
 キースは腰を浮かせて脇に退き、シーツの上にスペースを作ってやろうとした。イワンはそれを見て、何だか妙な顔をする。
 イワンは困ったような顔で、膝を伸ばすとベッドの縁に腰をかける。立ち上がったときに、一瞬タオルの前が形を変えているのが見て取れた。そうなると、キースは自分が何も身に着けておらず、しかも反り返った性器を曝していることが気恥ずかしくなってくる。そろそろとそこを手で覆って尋ねた。
「こっちに来てくれないのかい?」
「い、行きますけど……何するか、わかってます?」
「何って…とりあえず、きみを抱きしめたいよ」
 イワンはふーっと息をこぼした。見れば、鼻の頭に皺が寄っている。
「イワンくん?」
 イワンは一度腰を浮かせると、子どもがソファに飛び乗ってくる勢いでぽーん、と体を投げ出してきた。キースは思わず身構える。イワンの腕が伸びて、その首根っこにしがみつくように身体をぶつけてくる。
 キースの首のつけ根にイワンは額を擦りつけた。その背中にキースは腕を回す。イワンの顔が少しずつ上がって、首筋に息がかかる。
「キースさん……」
「ん? 顔を上げてくれる?」
 イワンがかぶりを振り、髪がぱさぱさとキースの頬を打つ。
「……顔、見ないほうがいいと思います」
「どうして」
 キースの声が少しばかり詰るような色を帯びる。
 だって、とイワンはつぶやいた。弱弱しい声で続ける。
「……もう僕…したいんです」
「それは、いま――」
 今だって『している』うちだろう。言いかけて、キースは口を閉じた。ベッドの縁に尻を載せていたイワンが上体をキースに凭せかけて伸び上がってくる。キースの脇腹に、タオル越しのイワンの体が触れた。さっきちらりと目にした、勃ち上がったものが触れている。
 イワンは立ち上がろうか座りなおそうか迷っているかのように幾度か膝を屈伸させた。そのたびに、タオルの生地に覆われた熱がキースの脇腹をつつく。キースはイワンの背に巻いていた片腕を引き戻すと、イワンが触れさせてくる場所に差し入れた。
 薄いタオル地ではごまかしようのない感触に手のひらで触れる。ほんの少し指をタオルに滑らせただけで、その内側でなめらかと呼ぶにはいささか過ぎたぬめる感触が伝わってきた。
「んん、っ……」
 キースが確認するようにもう一度指を動かすと、イワンは鼻にかかった声を漏らした。何だかこれでは苛めているような錯覚に陥ってしまう。
「……ほしいんです」
 掠れた声でそう言って、イワンは鼻から息を吸う。泣くのを我慢しているような息遣いが聞こえた。



(……この次の5章も丸々エチ-してます……)

(そんなんでよろしかったら、お手にとってやって下さい!)





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Posted on 2014/01/17 Fri. 14:15 [edit]

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